テキストのないレコード (Discover)
テキストのないレコードについて (Discover)
顧客フィードバック、特に調査データには、多くの場合、テキストのないレコードが含まれる場合があります(空の単語フィールドとも呼ばれます)。XM Discover全体で空のレコードを含めるかどうかを選択できます。
たとえば、このデータセットには空のセルが含まれています。
レコードID | ロケーション | 肯定的なフィードバック | 否定的なフィードバック |
1 | Provo | そのホテルは意外と静かだった。(感情 = 3) | 部屋はとても小さく、腐った臭いがした。(感情 = -2.25) |
2 | Provo | ||
3 | ダブリン | そのホテルはとても飾って広い。(感情 = 2.5) |
空の用語を除外
テキストがない結果や、極端に短い返信や、広告やその他のスパムを含む返信など、値が低いコンテンツを含む結果を簡単にフィルタリングして除外することができます。
特定の言葉によるフィルタリング
特定の単語のみが空のドキュメントを除外するには、特定の逐語条件と “任意の値を持つ” 演算子を使用してフィルタを作成します。
「N/A」などの回答でフィルタリング
回答者は、レコードを空白のままにする代わりに、「回答なし」、「N/A」、「なし」などのフィードバックを残すことがあります。これらのドキュメントをフィルタ処理するには、特定の単語を選択し、「該当しない」演算子を使用して、除外する特定のコンテンツを入力します。
ワードカウントによるフィルタリング
特定のワードカウントを下回る文書を除外することができます。CB 文書ワードカウント属性を使用して、選択した最小ワードカウントを “以上” に設定します。
コンテンツタイプによるフィルタリング
CB コンテンツタイプフィルタでは、広告、クーポン、記事リンクなど、あまり役に立たない情報を含む単語を認識します。演算子を “not” に設定し、値を “contentful” に設定します。
単語テキストのないレコードのフィルタリング
すべてのカラムが空で、逐語型が “no_verbatim_text” のフラグが付けられるレコードです。
Studio と Designer の両方で、空のレコードのみを含めるか、すべての空のレコードを除外するようにフィルタリングすることができます。これを行うには、Verbatim Type を選択して “no_verbatim_text.”に設定します。
空レコードのプレースホルダテキスト
Designer で文をプレビューすると、単語が空のレコードが “フィードバックレコード (文字なし)” というテキストで表示されます。
ソースハイライトまたは文書エクスプローラで空のレコードを表示すると、テキストに “このフィードバックレコードに関連するテキストがありません。” と表示されます。
ボリュームへの影響
Studio では、特定のメトリックまたはフィルタに適合するレコードの数であるボリュームについてレポートすることができます。ボリュームレコードと空レコードに関して注意すべきルールをいくつか示します。
センチメントへの影響
感情の指標には、単語が空のレコードは含まれません。
分類への影響
分類の実行中に、カテゴリモデルに空のレコードを含めるかどうかを選択できます。
分類に空のレコードを含めるには、以下の手順に従います。
プロジェクト統計への影響
Designer では、タブ “データフロー” のプロジェクト統計は以下のように動作します。
- ドキュメント: 空の単語を含むレコードを含むすべてのレコードがカウントに含まれます。
- バーベイタム: 空の単語を含むレコードはカウントに含まれません。
- 文:空の単語を含むレコードはカウントに含まれません。