埋め込みアプリのフィードバック

埋め込みアプリのフィードバックについて

埋め込みアプリのフィードバックは、ウェブサイト／アプリのインサイトプロジェクトで利用できるクリエイティブとインターセプトです。埋め込みアプリのフィードバックは、自然な会話型のリスニングをアプリのエクスペリエンスに組み込む方法を提供します。埋め込みアプリのフィードバックのガイド付き設定を使用すると、すぐにインターセプトを作成し、アプリ内でフィードバックの収集を簡単に開始できます。

埋め込みアプリのフィードバック入門

1. ウェブサイト／アプリインサイトプロジェクトを開くか、新しいプロジェクトを作成します。
   
2. ［インターセプト］タブで、［新規作成］をクリックします。
3. 表示されるガイド付き設定オプションから Embedded App Feedback を選択します。
4. インターセプトの名前を入力します。
5. [次へ] をクリックします。

コンテンツのカスタマイズ

埋め込みアプリのフィードバックインターセプトの最初のセクションでは、質問を含むインターセプトの内容、お礼のメッセージ、表示されるボタンのオプション変更をカスタマイズできます。

1. 質問: Web サイトの訪問者に表示される質問。
   例：「これは役に立ちましたか」などの質問を含めることができます。または「このコンテンツがどれほど役に立つかを評価してください」
2. 形式: はい/いいえの回答、または 5 段階評価。
3. スタイル：フィードバックのボタンをどのように表示するかを選択します。
   • はい/いいえ回答：同意/不同意アイコンを選択するか、はい/いいえを選択することができます。
   • 5 ポイント評価：絵文字または星を選択できます。
     ヒント：［はい／いいえ］を選択した場合、［ポジティブ回答オプション］テキストまたは［否定的回答オプション］テキストに独自のテキストを入力することで、インターセプトの質問で使用されている単語を変更できます。デフォルトでは、このテキストは “はい” と “いいえ” になります。
     ヒント：絵文字が表示される順序を逆にすることはできません。たとえば、ますますポジティブなものからますますネガティブなものに切り替えることはできません。
4. 多肢選択式質問の追加：最初の [はい/いいえ] または [5 ポイント評価の質問] の後に、フォローアップの複数選択形式の質問をすることができます。このオプションにチェックを付けると、次の情報が表示されます。
   • 多肢選択式の質問：質問テキストを入力します。
   • ［その他］オプションを含める：オンにすると、回答者が自分の回答を入力できる選択肢が提供されます。
   • 選択項目の数: 表示される回答の選択肢の数を変更します。
   • Choice ：回答の選択肢テキストを入力します。
     例：上記のインターセプトでは、「最も満足していた食事の部分」を顧客に尋ねます。[Appetizer]、[Main Course]、または [Other] を選択することができます。「その他」を選択した場合、アプリ訪問者は「デザート」などの代替オプションを入力できます。
5. フォローアップの質問を含める: このオプションを選択すると、この質問を表示して追加の質問を行うために必要な基準を指定できます。
   • ［これらの回答のいずれかが選択されたときに質問を表示］：回答者が最初の質問にどのように回答するかに基づいて、この質問が表示されるタイミングを決定します。
     ヒント：回答のすべてまたは一部を選択できますが、否定的なフィードバックを目標にすることをお勧めします。
   • フォローアップ質問: フォローアップ質問の質問テキストを入力します。
   • 送信ボタンテキスト: ここには、独自の送信ボタンテキストを指定するオプションがあります。ボタンのテキストには、デフォルトで [Submit] と表示されます。
     例：このボタンには、［提出］ではなく［送信］と表示されるように設定できます。送信ボタンテキストボックスのテキストを変更することができます。
6. 最後にお礼メッセージを含める：このオプションを選択すると、訪問者が回答を送信すると、お礼メッセージが表示されます。表示されたフィールドにメッセージを入力できます。
   ヒント：デフォルトでは、お礼メッセージに「ご意見をお寄せいただきありがとうございます」と表示されます。

注意：Look & Feel and Translations に満足するまで、右下にある［次へ］をクリックしないでください。

見た目と操作性(&A)

［見た目と操作性］セクションでは、埋め込みアプリのフィードバックインターセプトのレイアウト、テキストの重み、および色を調整できます。

• SDK を介して上書き: この設定では、クリエイティブの特定の要素を SDK の設定詳細で上書きできます。SDK の詳細については、API 文書を参照してください。この設定を有効にすると、他の一部のルックアンドフィール設定が読込専用になります。
  注意: このオプションは、SDK バージョン 2.13.0 (iOS) および 2.10.0 (Android) 以降でのみ使用できます。
• [テキストの色]: 質問と回答テキストの色。
• ボタンのカスタマイズ：変更できる色は、前に選択した書式とスタイルによって異なります。
  • はい/いいえ: ボタンテキスト、ボタンの枠線、およびボタンの塗りつぶしの色を変更します。
  • サムアップ/サムダウン: ボタンのアウトライン (枠線) の色を変更し、塗りつぶします。
  • エモジス: デフォルトが選択されている場合は、絵文字が黄色になります。[カスタム] が選択されている場合、絵文字の罫線と絵文字の塗りつぶしの色を変更できます。
  • 星: 星の輪郭の色 (枠線) を変更します。回答者が星にカーソルを合わせたり選択したりしたときの星の塗りつぶし色でもあります。
  • 多肢選択式の質問の色：多肢選択式の質問のラジオボタンの塗りつぶしの色を変更します。
• 送信ボタンのテキスト/ボタンの色: この設定では、送信ボタンのテキストと塗りつぶしの色を変更できます。［送信］ボタンのカスタマイズオプションは、埋め込みアプリのフィードバックインターセプトにフォローアップの質問を含めた場合にのみ表示されます。
  

• テンプレートを使用：アンケートテーマをクリエイティブのスタイル設定のテンプレートとして使用します。これにより、そのアンケートテーマの一次色と二次色の設定がインポートされます。
  
  ヒント：クリエイティブの設定がテンプレートとして使用されるテーマから切り離されています。テンプレートのテーマが変更されても、クリエイティブの設定は更新されません。クリエイティブの設定を変更しても、テンプレートのテーマは変更されません。

ヒント：埋め込みアプリのフィードバックインターセプトの色をさらにカスタマイズするには、各オプションの下にある色のドロップダウンメニューを使用します。

翻訳

埋め込みアプリのフィードバックインターセプトですべてのテキストの翻訳を追加できます。翻訳手順については、「フィードバックボタンの翻訳& レスポンシブダイアログ」ページを参照してください。

最初の質問、[はい/いいえ] の回答の選択肢、多肢選択式の質問と回答、フォローアップの質問、送信ボタン、お礼メッセージに対して翻訳を追加することができます。

モバイルアプリ SDK (Software Developer’s Kit) 統合の使用

中に、アプリが埋め込みアプリのフィードバックインターセプトで正しい言語を設定するために、翻訳では最初にカスタムプロパティが参照され、次にアプリ言語が参照され、その後デフォルトが表示されます。

追加のインターセプトカスタマイズオプション

ターゲティングロジックの追加

埋め込みアプリのフィードバックを完了
し、［次へ］をクリックすると、埋め込みアプリのフィードバックインターセプトが表示されるタイミングを決定するように求められます。必要に応じて、特定の基準に従って表示されるように、ターゲットロジックをインターセプトに追加することができます。ターゲット設定ロジックの設定の詳細については、「モバイルインターセプトの設定」を参照してください。

インターセプトの表示頻度の選択

埋め込みアプリのフィードバックインターセプトに対象ロジックの追加を終了し、右下にある
［次へ］をクリックすると、追加の表示オプションが表示されます。必要に応じて、ここで表示サンプルレートを設定し、繰り返し表示防止を行うことができます。

埋め込みデータの追加

次に、埋め込みアプリのフィードバックインターセプトに埋め込みデータを追加できるようになります。このデータは、アプリ訪問者のフィードバックとともに収集されます。これらの追加データポイントは、結果についてレポートする際に特に役立ちます。

1. ［ 埋め込みデータを追加 ］をクリックします。
2. データを選択します。
   ヒント：モバイルフィードバックインターセプトの埋め込みデータを設定する追加のヘルプについては、「モバイルフィードバックでインターセプトを設定」の「埋め込みデータ」見出しと「ウェブサイトフィードバックで埋め込みデータを設定」ページを参照してください。
   ヒント：静的値は、このアクションを受け取る訪問者ごとに同じになる埋め込みデータフィールドを参照します（たとえば、値が 1 の 1 つのアクション「条件」と値 2 の「条件」を割り当てます）。その他の埋め込みデータ値オプションは動的です。つまり、特定の訪問者に応じて調整が行われます（例：クリエイティブを見た際に訪問者が閲覧していたページ）。
3. 値を入力してください。
4. 埋め込みデータエレメントに名前を付けます。
5. さらにフィールドを追加するには、プラス記号 (+) をクリックします。
6. [次へ] をクリックします。

アプリへの埋込アプリのフィードバックのデプロイ

ガイド付き設定の最後に、埋め込みアプリのフィードバックインターセプトを確認してデプロイするよう求められます。本稼動前に編集を行う場合は、鉛筆アイコンをクリックしてその手順に戻り、変更を行います。

Mobile SDK をホストするアプリですべての変更を有効にする準備ができた
ら、[Publish] をクリックして有効化します。そうでない場合は、保存して閉じるをクリックします。これにより、プロジェクトを後で終了することができます。

ヒント：［統計］タブにはインターセプト統計が表示されますが、コードがまだ公開されアクティブになっていないため入力されません。

ヒント：インターセプトを有効にした後、任意の時点でインターセプトを無効にして、右上にある［有効化］ボタンを灰色の［オフ］位置に切り替えます。

調査の編集

埋込アプリフィードバックを登録すると、サーベイが自動的に生成されます。このアンケートを編集するには：

1. ［プロジェクト］ページに移動します。
   
2. インターセプトを作成した［ウェブサイト／アプリインサイト］プロジェクトを開きます。
3. インターセプトタブから、埋め込みアプリのフィードバックを開きます。
   
4. クリエイティブの横にある鉛筆アイコンをクリックします。
   
5. 以下から選択します。
   
   • コンテンツのカスタマイズ: 質問やボタンの外観など、クリエイティブのコンテンツを編集します。
   • 見た目と操作性: クリエイティブのレイアウト、テキストの重み、色を調整します。
   • 翻訳: インターセプトを翻訳します。
6. 変更を保存します。
7. インターセプトを保存または公開することを忘れないでください。
   

回答データの表示と分析

埋め込みアプリのフィードバックインターセプトを公開すると、データのレポートやエクスポートが可能になります。アンケートの回答を収集したら、［レポート］または［CXダッシュボード］にデータを表示するオプションがあります。

埋込アプリフィードバック応答へのナビゲート

レポートの形式でアンケートの回答を表示するには、［アンケートの回答を表示］をクリックします。埋め込みアプリのフィードバックへの応答のレポートに直接移動します。

［アンケート回答を表示］をクリックすると、以下のタブと機能にアクセスできます。

• ワークフロータブ: 入力された調査結果に基づいて Qualtrics 内のさまざまなタスクをトリガします。たとえば、訪問者がコンテンツに不満を表明するときにライティングチーム用のチケットを作成したり、非常に肯定的なフィードバックを受け取るたびにマネージャーに電子メールを送信したりします。
• ［データ］、［分析］タブ(&A): 収集した回答のフィルタリング、回答のエクスポート、テキスト分析の実施、回答の編集または削除などを行います。
• 結果タブ: データをレポートする動的ダッシュボードを作成します。
• レポートタブ: 印刷可能なレポートで結果を視覚化します。

データに関するレポート

このデータは、他のアンケートと同じ方法で表示および分析できます。始めるにあたってのアイデアをいくつかご紹介します。

• 回答データのエクスポート
• 回答データのフィルタリング
• 詳細レポートの概要
• 結果ダッシュボードの概要
• CXダッシュボード入門
  
  ヒント：埋め込みアプリのフィードバックデータをソースとしてダッシュボードに追加すると、プロジェクトがアンケートの下に表示されます。埋め込みフィードバックインターセプトと同じ名前になりますが、末尾に「- アンケート」が追加されます。

埋め込みアプリのフィードバックでのコラボレーション

インターセプトの所有者は、埋め込みアプリのフィードバックを、アンケートデータを表示する必要があるライセンス内の他のユーザと共有できます。インターセプトを共有するには、次の手順を実行します。

1. 概要ページで［アンケートを共有］をクリックします。
   
2. ユーザーを名前で検索し、グループ作業者として追加します。複数のグループ作業者を追加できます。
   
3. 詳細をクリックすると、グループ作業者のアクセスレベルを制御できます。
4. グループ作業者の権限を選択します。オプションは次のとおりです。
   
   • アンケートの回答を編集：この権限を無効にすると、コラボレーションユーザーはデータを削除したり、回答の編集機能を使用できなくなります。また、再回答アンケートを新しい回答リンクとして生成することはできますが、通常のやり直しリンクを生成することはできません。この権限を無効にすると、共有者はデータを追加できますが、既存のデータを変更することはできなくなります。
   • アンケート結果を表示：この権限を無効にすると、［データ］、［分析］タブ、および［レポート］タブが削除されます。
     注意：このセクションで説明する結果権限を有効にするには、［アンケート結果を表示］も有効にする必要があります。
   • アンケート結果をフィルタリング：この権限を有効にすると、ユーザーは［データ］、［分析］、［レポート］タブで収集された回答をフィルタリングできます。
   • 制限されたデータを表示：この権限を無効にすると、［データ］&amp、［分析］タブおよびすべてのエクスポートの標準の連絡先フィールド、IPアドレス、位置の緯度、位置の経度情報が検査されます。
   • ［アンケート結果をダウンロード］：［データ］タブと［分析］タブからデータをエクスポートできます。無効にすると、コラボレーションユーザーは［データと分析］タブからエクスポートできなくなりますが、レポートをエクスポートすることはできます。
   • Crosstabs の使用: ユーザーがクロスタブ機能を使用して結果を分析できるようにします。
   • 回答IDを表示：有効にすると、この権限によってユーザーは個別の回答に割り当てられた一意のIDである回答IDを表示できます。
   • テキスト分析を表示：有効にすると、共有者にはText iQで実行されたテキスト分析の表示権限が付与されます。編集権限詳細にある［テキスト分析を使用］権限がない場合、コラボレーションユーザーはテキスト分析の詳細を編集できません。
5. グループ作業者を削除するには、その横にあるマイナス記号 (–) をクリックします。
6. グループ作業者の追加が完了したら、 [保存] をクリックします。

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