従業員エクスペリエンス(EX) // ESG 施策 調査レポート
従業員エクスペリエンスの向上につながる ESG 施策
ESGを重視することは、正しい行いであるだけでなく、ビジネスとしても大きな意味があります。ESGを重視した投資は増加し、ESGに取り組むことが財務的なリターンの向上に寄与するという検証結果も発表されています。
また、持続可能な組織であることは、人材採用や従業員のコミットメント・成長の点で、競合他社に対して大きなアドバンテージとなります。
クアルトリクスでは、世界経済フォーラムが開発した ESGレポートの基礎的な枠組みとなる「4つの柱」について、従業員の認識を理解することを目的とした調査を実施しました。結果、ESGへの取り組みが従業員エクスペリエンスを向上させることや、ESG 施策に対する組織上層部と一般従業員との間に、感覚の乖離が存在することが明らかになりました。
調査の結果をまとめた本レポートでは、組織のESGへの取り組みが従業員エクスペリエンスにどのような影響を与えるかについて、日本を含む 26カ国・地域、16業界から得た27,000件の回答について分析を加えています。
本書で扱うトピック
- ESG とは? 環境・社会・ガバナンス
- ESGが業績に与える5つの影響
- 人事部門にとってESGが重要な理由とは
- ESG の「4つの柱」で最も取り組みが進んでいるのは
- ESGへの取り組みは、従業員エクスペリエンスを向上させる
- 組織上層部と一般従業員との間にある感覚の乖離