人工知能や機械学習を装備したiQ Directoryにより顧客/従業員向けエクスペリエンスを更に強化
【2018年3月8日 米国ソルトレイクシティ/シアトル発】エクスペリエンス・マネジメントのリーダー企業であるクアルトリクス(https://www.qualtrics.com/jp)は本日、数々の賞を受けている「クアルトリクス エクスペリエンス・マネジメント(XM)プラットフォーム™」に重要な機能拡張を追加したことを発表しました。これにより、企業などの組織が エクスペリエンスギャップ―企業が提供していると考えている顧客や従業員の体験と、両者が実際に得ている体験のギャップ―を従来よりも容易に埋められるようになります。この新製品「iQ Directory」の提供により、クアルトリクスはすべてのエクスペリエンス・データを記録するシングルプラットフォームを提供する事ができます。人工知能や機械学習を装備したiQ Directoryは、先進的かつ知的な クアルトリクス・プラットフォームと連動し、従業員や顧客に対する企業の求心力の低下といった個別の動きを予測する能力を有しています。
15年以上に渡るリサーチ&エクスペリエンス・マネジメント分野のリーダー企業であるクアルトリクスは、昨年、革新的なXMプラットフォームの提供開始を発表しました。フォーチュン100企業の75パーセント以上、米国におけるトップビジネススクール100校のうち99校が、クアルトリクスのXMプラットフォームを使っています。XMプラットフォームは、アリアンツ、ジェットブルー、マイクロソフト、ヤマハといった企業が導入し、4つのコア・エクスペリエンス(顧客、製品、従業員、ブランド)の最適化に取組んでいます。
「企業が提供する体験はかつてなく重要なものになり、顧客はもはや、製品単体を買うのではなく、顧客体験を購入しています。そして、ブランドの創造もしくは荒廃も、企業が提供する顧客体験次第です」と、クアルトリクスの共同創業者/CEOであるライアン・スミスは述べています。「同様に企業で働く従業員は、機械の歯車の一つであるかのような仕事は望んでいません。彼らは自分の仕事について議論し、経験を共有できるオープンな従業員体験を希望しています。その為、多くの企業は昨今、それぞれのエクスペリエンス・プログラムを測定、改善、実行可能なソリューションであるXMプラットフォームに目を向けています」。
本日発表された「クアルトリクス エクスペリエンス・マネジメント(XM)プラットフォーム™」への2つの機能拡張は、昨年発表したクアルトリクスiQ Groupへの重要な機能拡張となり、企業が提供するエクスペリエンスを改善するために人工知能、機械学習、先進的な集計・分析に基づき構築されたインテリジェントな機能の集約体です。クアルトリクス iQに加わった最新要素は「iQ Directory」と「Predict iQ」です。
1. iQ Directory (iQ ディレクトリ):
iQ Directoryは、人々の感情、情緒、規範、嗜好を捉え、リアルタイムにデータを管理するディレクトリ(記憶媒体)です。iQ Directoryは 収集したエクスペリエンス・データ(「Xデータ」とも呼びます)を格納し、従業員が企業に対して持つすべてのインタラクション(相互作用)データを記憶・管理します。
iQ Directoryは、企業自身が人を中心とした視点を持ち、従業員の体験や成長過程を理解することをサポートします。 従業員の体験は新しいエクスペリエンス・データとして蓄積され、時間の経過と共に、企業とイントラクション(相互作用)を保持するデータは 更に 高度化されていきます。例えば、過去データを分別し、将来の企業と従業員のブランドタッチポイントに対する施策を立てることよって、より効果の高いブランドエクスペリエンスを推進する事が可能になります。
iQ Directoryはデータタッチポイントにおける記録の集合体であり、 従業員の成長と企業とのインタラクション(相互作用)を管理します。それによって、従業員のモチベーションを上げる鍵となった要因、時系列における感情の変化を的確に把握できるようになります。機械学習を応用して、場面想定における従業員の行動を予測し、企業が将来を見据えてプロアクティブ(能動的)に動くことができるようになります。
iQ Directoryを利用することにより、企業は適切なタイミング且つチャンネルを介して、適切なメッセージを顧客や従業員に伝えることが可能になります。それによって、 日常のコミュニケーションの中で顧客や従業員は、自然に企業からの働きかけを享受できるようになります。
2. Predict iQ(プレディクト iQ):
Predict iQは、企業の顧客離反防止や顧客満足向上に繋がるエクスペリエンス 向上に寄与します。Predict iQはニューラルネットワークとオープンソース・アルゴリズムを用いて将来を予測し、Predict iQの「クアルトリクス アクションズ」と連携します。これにより 迅速に電子メール送信、チケット発行、外部サービス起動等の連動が可能となり、即時に、Predict iQによる機械学習の結果を実行に移すことができるようになります。
Predict iQはすべてのデータ分析・解析機能を一元管理しており、既に収集済みのフィードバックを基に、将来予測と優先順位付けを実施する事が可能となります。またPredict iQはStat iQを補完しており、企業はStat iQを用いて評価・測定を行い、Predict iQを用いてより具体的なアクションと最適化を実現。プロジェクト規模に関係無く、初日から同機能を利用する事ができます。
3. XMソリューション:
クアルトリクス・プラットフォーム上に 構築されたXM(エクスペリエンス・マネジメント)ソリューションは、世界をリードする研究者、企業、コンサルタントの知見を反映し、自動化プロセスやワークフロー、専門的なコンテンツ等を包含したプロジェクトやプログラムを提供します。ベストプラクティス、コンテンツ・プログラム、システム実装、リサーチデザイン、接触頻度ガイダンス、データ分析、推奨される最適化アクション等を含む同ソリューションはコミュニティ内で鍛錬され、産業別にエクスペリエンス・マネジメントプログラムを提供しています。
クアルトリクス XMソリューションが 対象としているのは、従業員エンゲージメントソリューション(EX)、カスタマーエクスペリエンス(CX)、プロダクトエクスペリエンス(PX)およびブランドエクスペリエンス(BX)です。金融、教育、政府、小売業、B2Bなどを含む多くの産業に対応しています。
クアルトリクス XMソリューションは、エクスペリエンス・マネジメント・プログラム導入時において直面するスケジュール、リスク、コスト等の問題解決に対して大きく寄与します。 社内の専門知識、人的リソースが足らない企業にも、短期導入・利用開始が可能であり、企業の成長と変化にも柔軟性を持ち合わせた、 クアルトリクス XMソリューションをお勧めします。
小規模からスケールアップした大規模用途、グローバル企業導入まで、どんな形態でもご利用いただけます。
XMプラットフォームの持続的成長
クアルトリクスは先日、「グローバル・クアルトリクス・パートナー・ネットワーク」を立ち上げました。急速に成長するXMエコシステムをサポートするためのもので、戦略パートナーとしてJ. D. Power、KANTAR TNS、Walker Informationが名を連ねています。クアルトリクスは本年に入り、フランス、日本、ポーランド、シンガポールにオフィスを開設。グローバル従業員数は1600人を超え、需要が拡大するXMプラットフォームビジネスをサポートしていきます。
今回紹介した最新の拡張機能 は、 カスタマーエクスペリエンス(CX)、 従業員エクスペリエンス(EX)、 リサーチコア (RC)ソリューションの一部として、「クアルトリクス エクスペリエンス・マネジメント(XM)プラットフォーム™」に包含されております。 詳しくは、https://www.qualtrics.com/をご参照ください。
■クアルトリクスについて
クアルトリクスは、すべてのエクスペリエンス・データ(X-data(TM))を単一の記録システムで、企業などの組織に、ビジネスに欠かせない4つのエクスペリエンス(顧客、製品、従業員、ブランドの体験)を1つのプラットフォームで管理することを可能にします。世界で8500以上の大企業がクアルトリクスを使用しており、フォーチュン100企業の75パーセント、米国のトップ100ビジネススクールのうちの99校が含まれます。詳細については、 https://www.qualtrics.com/jp (日本語公式サイト)をご覧ください。
■クアルトリクス合同会社について
クアルトリクス合同会社は、2018年に国内で事業を開始した、Qualtrics LLC(本社: 米国ユタ州プロボ、共同創設者&CEO: Ryan Smith)が100%出資する日本法人です。
【本件に関する一般のお問い合わせ先】
Qualtrics Japan セールス
https://www.qualtrics.com/ja/contact/ または info-JP@qualtrics.com
【本件に関する報道関係のお問合せ先】
クアルトリクス 広報担当 株式会社ビーコミ 加藤・石井
TEL:03-6435-5593 携帯:090-8844-9057 Email:pr@b-comi.jp